【メルマガ】「保育士になりたいから、専門学校かな・・?」という高校生に

こんにちは、NPOカタリバ山内です。

相変わらず、暑い日が続いていますね。
夏休みにプールに通う小学生たちを見かけたのを、
うらやましいなと思い出しながら、仕事をしています。

そんな暑さのなか、女川・大槌の高校生たちが
東京にやってきました。

「東北の未来のため、できること」

↑のテーマのもと、東北と東京の高校生が一同に会して、
体験学習など行う「キズナハイスクール」が、
8/4(日)から始まりました。

「復興への未来図」「今の私にできること」を発表する
最終発表会は、Webでも中継予定です。

 【動画中継】8/8(水) 12:15〜
  − キズナハイスクール最終発表会 −
  http://www.ustream.tv/channel/katariba-live

 ※会場でのご観覧も受け付けています 
  http://www.katariba.net/k-event/event-sj/12092.html

平日の昼間となりますが、ご都合つかれる方は、
ぜひご覧になってください!

> > >

さて、初夏に入った頃、本メルマガでもお知らせした
カタリ場の「首都圏教育ボランティア」。

キャストとして、6・7月に集中的に10以上の授業現場を
回った第1期生8名が、もうすぐ卒業を迎えます。

そして、第2期(9〜12月)の募集をスタートします。

「首都圏教育ボランティア」第2期生・募集
 http://www.katariba.net/k-news/12004.html
 (8/24(金)締切、交通費全額支給)

今回話を聞かせてもらったのは、“首都ボラ”第1期生として
16の現場をまわった本村ももさん。

就職活動を終えたばかり、大学4年生の彼女に、
初めてカタリ場にチャレンジした感想、そして“約束”を
結んでくれた高校生とのエピソードなど伺いました。

 6月初旬。梅雨らしい薄曇りで小雨もチラつく天気のもと、
 体育館で行われた、カタリ場の授業。

 初めてのカタリ場で本村さんが受けもったのは、
 女の子8人のグループでした。

 「ギャルっぽい感じ」で話が弾む、他の生徒とは
 対照的に、気になったのがおとなしい1人の女の子。

 話しかけても、返ってくるのはポツポツとした答え。
 それだけでなく、こちらに正対せず、肩を横に向けた座り方で、
 大学生とのコミュニケーションを拒否している
 様子にも、見受けられました。

 ワークシートの「頑張っていること」にも、
 記入してくれたのは、「バイト」の3文字だけ。

 そんな彼女との会話の糸口をつかもうと、
 本村さんは、共通点を探っていきます。

 「バイト、どうしてがんばってるの?」

 「デジカメがほしいんです・・・」

 「私もカメラやるよ!撮った写真をブログに載せたり」

 そう答えると、とたんに体を正面に向けて、
 勢いをつけた質問が返ってきます。

 「どんなカメラ使ってるんですか!?」

 この一言をきっかけに会話が弾んでいった二人。
 気持ちが解きほぐれてきた彼女は、進路について
 考えていることも、だんだんと話し始めます。

 「保育士になりたいから、専門学校に行こうかな。
  でも、大学にはやっぱり行ってみたい!
  けど、やってみたい仕事や勉強したいこと、他にはないし・・・」

 ボンヤリとした不安を抱える彼女に、
 本村さんは、広い選択肢を目の前に示します。

 「保母さんになれる大学もあるんだよ!
  子ども学科とか、児童心理学を学べる学部もあるし」

 「子ども学科がある大学、教えてください!」

 「それに、子どもが好きなら、保母さんだけじゃなく、
  他にも仕事はあるんだよ」

 このようなやりとりで心を開いていくなか、
 目をキラキラと、楽しそうに将来を話し始めた彼女。
 
 進路について、もう一度ちゃんと調べること、
 そして「オープンキャンパスに行く!」という
 約束をたててくれました。

 子どもが好きなら保母さん、
 保母さんなら専門学校・・・
 

 「『こうなるためには、こういう道しかない』と
 思い込んでしまっている生徒さんが多い」

 首都圏ボランティアで16の高校をまわるなかで、
 本村さんが気づいたことです。

 「自分はダメな人間だと思う」 65.8%
 「自分は人並みの能力がない」 46.7%
 「自分が参加しても社会は変わらない」 68.3%

 <詳細> http://www.katariba.net/heart/

 こんなアンケート調査が発表されているように、、
 “無気力”と形容されてしまうこともある高校生。

 ところが、ほとんどの高校生が夢を抱けないでいる
 かというと、決してそんなことはありません。

 「やりたいこと」や「なりたい自分」は、
 ボンヤリとでも考えている生徒さんは多い。

 でも、それをどうすれば実現できるのか?が
 わからなかったり、本当になれるか自信がなかったり、
 具体的な選択肢については、視野が狭かったり・・・

 授業の現場で日々生徒さんと話しているキャストたちは、
 このような感触を抱いています。

 未来のジブンと、今ある現実とのギャップ
 この2つを橋渡ししてあげるのが、カタリ場の意義、
 そしてキャストの役割なのかもしれません。

> > >

 そんな高校生たちが待つ現場をめぐり、
 彼ら/彼女たちの可能性をとことん引き出していく
 「首都圏ボランティア」。

 第1期では、就職活動を終えた大学4年生や、
 授業の予定など調整して参戦してくれた2年生、
 育休中で仕事復帰間近の社会人の方など、
 さまざまなバックグラウンドの8名が参加しました。

 第2期の募集は、8/24締切。お待ちしています!

 http://www.katariba.net/k-news/12004.html

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> > > 最近のカタリバのニュース

 ・朝日新聞朝刊(7/31)に今村久美のインタビューが掲載されました
   http://www.katariba.net/k-news/12162.html

 ・教育グッドプラクティスセミナー
   〜創造的復興教育が日本を変える〜が開催されました
   http://www.katariba.net/k-news/11742.html

 ・大槌臨学舎では、高校生ガイドプロジェクトを準備中です
   http://www.collabo-school.net/?p=4108

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【文責】 山内 悠太

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