ご寄付
武藤 汐梨さん
カタリバに出会ったのは、高校2年の春でした。もともと私は、手を挙げることも、誰かに話しかけることも、怖がってしまう臆病な性格でした。しかも高校に入ってからは、膝の手術のせいで学校を休みがちになり、勉強にもついていけず、挫折感に苦しんでいました。そんなとき、高校に来てくれたカタリ場の先輩が「自分を変えたいならば、がんばってみよう」という言葉をかけてくれました。その言葉で心に小さな勇気のようなものが生まれ、少しずつ私は変わっていきました。自信はなくても、怖くても、まずはじめの一歩を踏み出してみるきっかけをくれたのが、カタリバでした。
辰元 凛さん
カタリ場を受ける前の私は、勉強が苦手で部活のダンスもうまくなくて、無気力になっていました。「勉強しなさい」と母に言われても(なんでしなきゃいけないの?)と心の中で反抗していました。カタリ場に出会ったのはそんな時でした。先輩は今の私を認めてくれただけでなく、具体的なアドバイスをくれました。“ まずは一週間だけ部活も勉強も頑張ってみる” という約束は今でも継続しています。先生にも「変わったね」と言われるようになりました。以前の私なら「勉強はできないから」とあきらめていましたが、一歩踏み出して頑張って勉強をしたことによって、新たな夢が広がっています。もっと英語を頑張って、将来は海外とつながるようなことがしたいと思っています。
村上 慧さん
「将来」「未来」といった言葉を聞くと、とても遠く、広く、不確かなもののように感じる高校生は少なくないと思います。私はそう感じていました。夢はあるけれど、どう叶えたらいいのか分からない。自分に果たして出来るのだろうか。やりたいことをやるって、凄く凄く難しい。漠然とした将来への不安を抱える中、高校二年生の夏、私はカタリ場に出会いました。苦悩しながら「誰か」の為に企画を作り上げ、自分と仲間と向き合う大学生のその姿を見たとき、私は何とも戦わない自分に気づかされました。それと同時に、自分を変えるキッカケを貰ったように思います。カタリ場は自分を育てるキッカケ、それをくれる仲間に出会える場所です。でも、そのキッカケを具体的な形や力に出来るのはいつだって自分だけです。そして私はカタリ場に貰ったキッカケを無駄にせず、そう遠くない未来で「誰か」の為に頑張れる自分になりたい。と、思っています。
木村 早霧さん
カタリ場を受ける前の私はただぼんやりと『大学では英語関係の勉強をしたいなぁ』と考えているだけでした。高校2年の6月、カタリ場が学校で開催されました。『大学生と話す機会はなかなかないし、進路決まらないし、相談してみよう。』と思い大学生に色々と話を聞いていくうちに、今まで自分が進路を漠然と考え過ぎていたことに気がつきました。『目指すものを明確にしてすぐに勉強を始めなきゃ!』と思い直すことが出来たのです。受験は甘くないということや頑張りが夢を叶えるということをたくさん教えてもらうことが出来て本当に感謝しています。ラスト1年、全力で頑張りたいと思います。カタリ場は私と同じように進路で悩んでいる全国の中高生にとって心強いサポートになると思います。もっとたくさんの生徒にカタリ場と、大学生と、出会って欲しいです。私も大学へ入学したその時はカタリバの一員としてたくさんの生徒と出会い、サポートしてあげたいと思います。
新居 日南恵さん
私はカタリ場に参加した際に受けた衝撃と憧れが大きな成長と変化のきかっけになった高校生の一人です。高校生である自分の「可能性」を信じ、自分の「本心」に従って挑戦できる場。そして、その一歩踏み出した高校生を長期的に応援する「仲間」がいる場がカタリバカフェです。目の前にあるチャンスをつかんでください。その場に行くための、大切な一歩を踏み出す勇気を惜しまないでください。二歩目を一緒に歩く仲間が待っています。