「アクションの成果発表に向けて」川崎ワカモノ未来PROJECT⑪

2019.1.22 イベント

認定NPO法人カタリバは、高校生や若者の「やってみたい」を応援しています。
そこで神奈川県川崎市と共に、3年前から取り組んでいるのが、高校生が川崎のまちを舞台に、自分でプロジェクトを企画し実行する「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下カワプロ)です。

2か月のアクション期間も終盤となり、新たな展開を迎えているプロジェクトもあるようです。
カワプロ運営スタッフのさほさんが、成果発表に向けて走る高校生たちの様子をレポートします。

カワプロ運営スタッフのさほ(礒田紗穂)です。

昨年の11月にカワプロVol.1「ヒラメキLab」が行われ、総勢23名の高校生が走り始めました。
そこから今まで隔週や毎週で開催している「カワプロcafé」でプロジェクトについてメンターの大学生や社会人と一緒に考えたり、実際にアクションをしたり、着々とプロジェクトが進む中で高校生同士のつながりも深まってきました。
そして、今までのカワプロでの活動を発表する場が2月3日Vol.2「ハナサクPresentation」として開催されます。

「ハナサクPresentation」の予告編として今回は今までのカワプロの活動を振り返ってみたいと思います!

11月23日。
緊張した面持ちで集まった23人の高校生。
「先生にすすめられて」「友達が参加していて」「なんとなく楽しそうで」
様々なきっかけから武蔵新城のPASAR BASE(パサールベース)でマイプロジェクトを考え始めました。

大学生の話を聞いて、自分の人生も振り返ってみたり、
カワプロの先輩の話を聞いて、自分の「やりたい!」を表現してみたり、
高校生の表情が時間が経つにつれてだんだんとワクワクしたキラキラした表情になっていきました。

この日がカワプロ3期のスタートの日。

12月1日。
第1回カワプロcafé
「ヒラメキLab」から約1週間後に開催されたcaféでは、まだ話したことのないメンバー同士で普段の学校生活のことや自分のプロジェクトについて一緒に語り合いました。

12月16日。
第2回カワプロcafé
この日はカワプロ始まって以来最大人数でのカフェでした!
メンターと一緒に自分のプロジェクトと向き合い始めると「もうこんな時間!?」となるくらいすごい集中力が毎回発揮されています。

12月23日。
第3回カワプロcafé
この日はいつものプロジェクトを考える時間だけでなくリーダーズの3人がクリスマス会を考案!
集まった高校生もメンターもみんなで盛り上がりました!

1月12日。
第4回カワプロcafé。
新年1回目のcafé。
だんだんと実際にイベントを開催するなどアクションをしている高校生も増えてきました。
アクションをした後もメンターと一緒に振り返りをして次につなげられるようにと自分のやりたい!を考え続けています。

1月19日。
第5回カワプロcafé
ハナサクPresentationまで残りおよそ2週間。
昨年の発表の様子を見てみたり、自分はどんな発表ができるだろうかと考え始めた高校生もいました。

 

気づけば、私が高校生たちと初めて出会ったあの日から2か月が経ちます。
緊張とワクワクが入り交じったような表情をしていた23人の高校生。
不安気な顔をして「自分のやりたいことは何なのだろう…?」と悩んでいた高校生も、今ではあの時と見違えるほどに自分の「やってみたい」の想いを楽しそうに話しています。

 

2月3日の「ハナサクPresentation」では、高校生がカワプロの期間の中でやってきたこと、感じたこと、これからやっていくことなど、自分の想いの丈を語る場となります。

11月の「ヒラメキLab」からスタートした高校生たちのプロジェクトですが、
2月の「ハナサクPresentation」もまた第2のスタートの日となります。

発表をすることで感じる自分の想いの変化や大人の方々からのコメントから始まる1歩もあります。
そんな高校生たちの第2のスタートの日「ハナサクPresentation」を見に来ませんか?
一緒に高校生たちの新たな1歩を見届けませんか?
============================

ただいま見学者募集中!
「川崎ワカモノ未来PROJECT」
Vol.2 ハナサクPresentation

■開催日時:2019年2月3日(日) 13:00〜17:00(予定)
■会場:川崎市第4庁舎 2階ホール
JR川崎駅 徒歩約8分
■見学対象者:学生、保護者、学校関係者、川崎市に関わる方など、どなた様もおいでいただけます
■参加費:無料
■お申し込みはこちらから
■問い合わせ先:
【川崎市】
TEL044-200-2094(平日8:30〜17:15)
E-mail:25kyodo@city.kawasaki.jp
【NPOカタリバ】
TEL03-5327-5667(平日10:00〜18:00)
E-mail:katariba-tokyo@katariba.net

▶︎Vol.1 ヒラメキLabの様子はこちらから

▼これまでのブログはこちらから
「マイ(my)からアワー(our)へと進む」川崎ワカモノ未来PROJECT⑩
https://www.katariba.net/news/2019/01/24154/

「自分だけのプロジェクト、始動!」川崎ワカモノ未来PROJECT⑨
https://www.katariba.net/news/2018/12/24102/

「自分の中の声を形に」川崎ワカモノ未来PROJECT⑧
https://www.katariba.net/news/2018/12/24076/

「お互いを知る~緊張を乗り越えて」川崎ワカモノ未来PROJECT⑦
https://www.katariba.net/news/2018/11/24046/

「自分自身の想像を越える成長がある」川崎ワカモノ未来PROJECT⑥
https://www.katariba.net/news/2018/11/24024/

「活躍の場を提供したい~地域の大人が支える」川崎ワカモノ未来PROJECT⑤
https://www.katariba.net/news/2018/10/23970/

「今年はもっとサイコーなPROJECTにしたい~カワプロ卒業生の思い」川崎ワカモノ未来PROJECT④
https://www.katariba.net/news/2018/10/23949/

「関わる人すべてに力をくれる場」川崎ワカモノ未来PROJECT③
https://www.katariba.net/news/2018/10/23925/

「きっかけをもらう側から創り出す側へ」川崎ワカモノ未来PROJECT②
https://www.katariba.net/news/2018/09/23872/
「高校生が主役になれる街に」川崎ワカモノ未来PROJECT①
https://www.katariba.net/news/2018/09/23776/

【寄付募集中】高校生に「カタリ場」を届けるための費用が不足しています

生徒の将来のために「カタリ場」を導入したくても予算の問題で断念する学校も。1,000円で1人の生徒に授業を届けられます。高校生の未来を支えるため、応援のほどお願いいたします!

【学生の方へ】高校で出張授業を行う教育ボランティア募集中!

高校生と将来について考える授業「カタリ場」を届ける仲間を募集中です。教育現場で新しいチャレンジをしたい方、お待ちしています!