「自分だけのプロジェクト、始動!」川崎ワカモノ未来PROJECT⑨

2018.12.11 高校生向け

認定NPO法人カタリバは、高校生や若者の「やってみたい」を応援しています。
そこで神奈川県川崎市と共に、3年前から取り組んでいるのが、高校生が川崎のまちを舞台に、自分でプロジェクトを企画し実行する「川崎ワカモノ未来PROJECT」(以下カワプロ)です。

毎年、11月に「何かやってみたい」高校生たちがアイデアを出し合う、キックオフ「vol.1ヒラメキLab」を行い、その後、実際に実行してみて、翌年2月「vol.2ハナサクPresentation」という場で、地域の人たちを前に取り組みを発表しています。


11月23日開催のキックオフ「vol.1ヒラメキLab」には、23人の高校生が参加しました。

終了後には、
「自分がやりたいと言うだけ言ってたことに対して何が必要なのか考えることができた」
「人生初って言うくらい考えれて楽しかった」
「自分からアクションを起こしてやるのが初めてでどんな感じになるのか楽しみです」
などの言葉で、一日の充実ぶりとアクションへの意気込みを表現してくれました。

▼23人の宣言

ヒラメキLabでは、最後に全員がひとつずつ、自分が考えた出した企画を「宣言」として発表。
全員分の内容をすべてお知らせしたいところではありますが、まずタイトルだけを全員分お知らせします。

あやめ→選択できる食卓 La Pausa Space

だいき→自由で楽しい学校の場所づくり

みきてぃ→子供サポートプロジェクト

にーな→自分らしくいられる環境

ふき→当たり前の自分を伝えよう

ゆうや→新しい教育を実現するためのプロジェクト

りくと→農業を通して子供と学ぶ

みのり→自分なりに情報を伝える

まこと→ 女子高生の大衆居酒屋

はがちゃん→色でみる川崎7区の魅力

りっちゃん→一人でも多くの人を助け隊

ももこ→”むねきゅんずっきゅん地域にバッキューン”

あい→フェスフライヤーコンテスト

ひーちゃん→ はじめての演劇(いばしょ)

ゆい→イメージ奪還 好きです川崎 愛の街

がっちょ→国際交流の町川崎

やま→新しい山登りの形

やなちゃん→剣道フェスティバル

なっちゃん→ 英語が伝わらなくても・・・

たお→ 川崎プレス

しょう→ 川崎で世界とつながろう

かいと→ゲームでコミュニケーションをとろう

おおたけ→ 川崎の高校生が作ったクルマを走らせたい

タイトルだけでも、高校生たちの目線の先に、まちの現状や課題がしっかりと見えていることが伝わってきます。
現在高校生たちはこの宣言からスタートして、さらに対話とアクションを重ねながら、本当の「やりたい」を形にしています。

これら宣言の中のいくつかの内容を、運営の礒田紗穂さんに紹介してもらいました。

▼高校生のプロジェクトの内容とは・・・

川崎ワカモノ未来PROJECT運営スタッフの“さほ”です。
高校生のプロジェクトを宣言の様子とともに紹介します。
宣言はみんなで一つの円をつくり、この日考えたことを順番に一人一人伝え合いました。

「自分がやりたいこと」
「どうしてそう思うのか」
「そのプロジェクトを通して何を成し遂げたいか」

1人1人がじっくり言葉を紡いでくれました。

【色で見る川崎7区の魅力/はがちゃん】

色が好きなはがちゃん。
自分の好きな「色」と「川崎市」を掛け合わせてできたプロジェクトです。
7区ごとに色をつけて川崎のそれぞれの区をPRしていきたい!
「色は愛着を沸かせる」「色のパワーをみんなに伝えたい!」
色で川崎7区の魅力をはがちゃん目線で届けます!!

【自由で楽しい学校の場所づくり/だいき】

「学校に行く楽しみが何か一つでもできたら
憂鬱な学校生活だったとしても行きたくなるかもしれない。」

だいき自身も、部活が楽しくて学校に行きたいと思うようになった過去から生まれたプロジェクト。
いつか川崎市内の学校で放課後にみんなで思い切り遊びたい!!

【はじめての演劇(いばしょ)/ひーちゃん】

不登校で悩んでいたひーちゃんにヒントをくれたのは「演劇」でした。
自分に元気をくれた演劇で学校や家庭以外の居場所づくりをしたい!
実際に演劇を見に行く予定を立てたり、演劇をやっているカワプロの先輩にお話を聞いたりと、すでにアクション中です。
ワークショップイベント開催も考えてます!

【イメージ奪還 好きです川崎 愛の街/ゆい】

「川崎市の本当の姿を見せたい!」

治安が悪い…と言われがちの川崎市ですが、工場地帯を活かした工場夜景は絶景なんです!!
川崎全体が住みたいまちになるように、ゆい自身が川崎市に住んでいるからこそ感じられる川崎の魅力を伝えます!

【当たり前の自分を伝えよう/ふき】

ジェンダーイメージやLGBTQの当たり前を伝えたい。

学校では詳しく教えてもらえないことに違和感を感じたふきは、すべての人が自分にとっての当たり前を伝えられるようにしたいと思いました。
LGBTQを題材にした映画やドラマの上映で身近に当たり前に思えるイベントを開催予定です!

【国際交流のまち川崎/がっちょ】

「川崎って国際交流のまちだよね」と言われるようにしたい!

英語が好きながっちょが考えたプロジェクトは国際交流イベント。
当日集まった国際交流に興味があった参加者同士がつながって、みんなで何かできそうじゃない!?とワクワクしていた姿が印象的でした。

——

互いにみんなの考えたプロジェクトを真剣に聞き合い、
終わったあとには大学生メンターがそれぞれの高校生に応援メッセージを送りました。
予定していた時間を超えるみんなの熱い想いがたくさん詰まった時間でした。

この先、宣言したプロジェクトが変わることもあるかもしれません。

けれど、2月3日の「vol.2ハナサクPresentation」では、一番自分の想いが乗ったプロジェクトを全員が発表できることを私は期待しています。

【バックナンバー】
「自分の中の声を形に」川崎ワカモノ未来PROJECT⑧
https://www.katariba.net/news/2018/12/24076/

「お互いを知る~緊張を乗り越えて」川崎ワカモノ未来PROJECT⑦
https://www.katariba.net/news/2018/11/24046/

「自分自身の想像を越える成長がある」川崎ワカモノ未来PROJECT⑥
https://www.katariba.net/news/2018/11/24024/

「活躍の場を提供したい~地域の大人が支える」川崎ワカモノ未来PROJECT⑤
https://www.katariba.net/news/2018/10/23970/

「今年はもっとサイコーなPROJECTにしたい~カワプロ卒業生の思い」川崎ワカモノ未来PROJECT④
https://www.katariba.net/news/2018/10/23949/

「関わる人すべてに力をくれる場」川崎ワカモノ未来PROJECT③
https://www.katariba.net/news/2018/10/23925/

「きっかけをもらう側から創り出す側へ」川崎ワカモノ未来PROJECT②
https://www.katariba.net/news/2018/09/23872/
「高校生が主役になれる街に」川崎ワカモノ未来PROJECT①
https://www.katariba.net/news/2018/09/23776/

 

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