【川崎ワカモノ未来PROJECT】高校生の発表内容を紹介!②
こんにちは!学生職員のさほ(礒田紗穂)です。
今回は前回のブログに続き、高校生のプロジェクト発表の模様と、
現在の活動の様子も一緒にお伝えする後半となっております!
まずは、2月4日の発表会当日、学校の都合で会場まで来られなかった【めいな】と【えびちゃん】のプロジェクト。
8、めいな【新城ワカモノ未来PROJECT】
タイトルも素敵なプロジェクト。
めいな自身が生まれ育った新城はまちづくりに活発だけれど、その輪の中になかなか学生は入る機会がないそうです。
ご両親が商店街でお店をやっているめいなは、まちづくりやたくさんの大人とのかかわりに面白さを感じ、もっと多くの学生にこの機会を届けたいと思いました。
プロジェクト活動の中でも、実際に新城でフィールドワークをカワプロメンバーと一緒に行っていました。
9、えびちゃん【演劇で生きやすい街、川崎に】
高校三年生のえびちゃん。大学受験勉強の中でプロジェクトを考えていました。
えびちゃんが今でも続けている演劇を通して、様々な人とコミュニケーションをとり、個性あふれる生きやすい街、川崎をつくっていきたいと思いました。
「わたしとあの人は違う考えを持っているんだ」
「違ってもいいんだ」「違うからこそおもしろいんだ」
そんなことを感じられる、ワークショップを開催予定!
10、にっしー【川崎 7つの“ワクワ区”】
カワプロメンバーを引っ張るリーダーとしても活躍してくれた、にっしー。
当日の発表でも熱い思いを込めてみんなに伝えてくれました。
にっしーがカワプロの中で大事にしたかった「自分の好き×川崎」。
その想いから生まれたのが、みんなの笑顔スポットを川崎の地図にまとめる白地図プロジェクト。
アンケートを作成して笑顔スポットを集めたり、実際にフィールドワークをするなど積極的なプロジェクト活動をしてくれました。
試行錯誤しながらの2か月間、この先のにっしーの活躍も楽しみです!
11、りん【ジモトをつくろう】
「わたしにはジモトがないんです。」
学校がある川崎、家のある東京。私の“ジモト”ってどこになるんだろう。
そんな想いからスタートした、りんのプロジェクト。
「貧困問題」や川崎でも行われている「ヘイトスピーチ」など多くの社会問題に関心を寄せていたりん。
“ジモト”=ただ住んでいる場所ではなく、【居場所】だと感じたりんは、生きづらさを感じる人にも“ジモト”があってほしい、そんな居場所を作りたいと考えました。
本を読んだり講演会に行ったりと、自分の知りたい!という意欲を絶やさずに前に強く進んでいます!
12、あず【くよくよせんと】
あず自身が先生から言われたある言葉で、言葉の持つ影響力を感じたからこそ生まれたこのプロジェクト。
昨年カワプロ参加者で、今年運営の【すず】が活動している「まるらじ」の中で投稿者のエピソードともにあったかい言葉を届けるコーナーを計画中!
あるとき、ある人からの、ある言葉で、
嬉しくなったり、勇気づけられたり、安心できたり…。
そんな言葉の力を会場でも感じさせてくれたあず。
最後にあずが私たちに届けてくれたアインシュタインの言葉
「どうして自分を責めるんですか?他人が必要な時に責めてくれるんだから、いいじゃないですか。」
会場全体があったかい気持ちになりました。
13、カンタ【空き家に集合!空活―あきかつ―】
全国に広がる空き家問題。
空き家という今は何もないところだからこそ、これから色んな人が集まれる居場所となれるはず。
全国にたくさんの友人がいるカンタは、そんな友人たちと空き家に集い、語る【空活】を考えました。
この【空活】でビジネスコンクールに出場するなど、どんどんと《やりたい》気持ちが《やってみる》というカタチにつながっています。
14、ぴー【ぴあチャンス】
「輝く中高生のコミュニティをつくりたい」
そんな気持ちからスタートしたプロジェクト。
想いはたくさんあるのに、壁にぶつかり何度も何度も悩んだ2か月間。
時にはカワプロメンバーと本音で話す場面も…。
その中で自分は本当は何がしたいんだっけ?と考えたときにたどり着いた。
「こんな活動をしている人がいるんだということを知ってもらいたい。」
おもしろい活動をする高校生にスポットをあて、ライターとしてそれを記事にして広めていく。
ゆくゆくは、そんな人たちが集ってコミュニティをつくりたい!
15、さっぴー【高動性】
「自分にもできるんだ」
「このカワプロと出会って自分は変わりました」
今までは何かをしたい、誰かの力になりたいという気持ちはあったけれど、自分にはできないと勇気が出なかったさっぴー。
けれど、お母さんからの一言で背中を押されて勇気を持ってカワプロへ。
そこで出会ったのはキラキラと輝く高校生。
カワプロの2か月間の中で、ボランティアに積極的に参加したり、仲間をつくったり…。
カワプロで灯った火を絶やさず、さっぴーは行動し続けています!
15名の高校生のプロジェクト発表紹介は以上です。
カワプロでの気づきが、きっかけが、出会いが彼ら彼女らにとってかけがえのないものになっていたら幸いです。
「カワプロに参加してよかった」
そんな言葉がたくさん聞けた2月4日。
あの日はゴールではなく、スタートだとみんなで確信し合えた日でした。