【川崎ワカモノ未来PROJECT】Vol.2ハナサクPresentation各メンバーの発表その②

2017.3.22 高校生向け

こんにちは、あかねです。

今日は、2/5に行われた発表のうち、
後半の4人の発表の模様をお届けしようと思います!

4人とも、準備の段階から、練りに練って発表してくれたプロジェクトでした。
それぞれのプロジェクトができた経緯や、みんなの思いを、
くみ取っていただけたら幸いです。


5.つぐみん「ボクの宣言」

「皆さんは夢を持っていますか?」
そんな問いから始まった、つぐみんの発表。
自分の実体験から生まれたプロジェクトについて、
語ってくれました。

中学生の時に「周りと違う。自信が持てない」と考えるようになったつぐみん。
高校生になっても「一期生」という先輩がいない立場になり、
自信がない生活を送っていました。

そんなある日、生徒会長誘われたつぐみん。
最初は、中学生の時の「自分は周りより出来ないという考えがよぎりましたが、
先生からも、仲間からも背中を押され、挑戦することができました。

「小さい一歩を踏み出せた」ことから、「今度は自分が周りを変えよう」と考え、
生まれたプロジェクトは「ボクの宣言プロジェクト」
対象は、小学生から大学生で、
たわいもない話をすることで、相手の思いを知り、
「初心を思い返す」、または、「先輩の経験知る」ことができる。
そして、その結果、今からどう動けばいいのか目標ができ、
「小さな一歩積み重ねて、大きな一歩にできる」そんなプロジェクトだそうです。


6.たむちゃん 「誰にでも優しい街かわさき」

普段から、外国の人と接する機会が多いというたむちゃん。
その目線から、「外国人に対する防災意識改革」を考えてきてくれました。

川崎は今でも外国人が多いのに、今後オリンピックでどんどん増える。
それなのに、川崎市の防災HPは日本語のみ。
これでは外国の方が困ってしまう…そんな意識から生まれたプロジェクトです。

自分自身にできることは、
・ルールを伝える
・外国人に対してのアンケート
・外国人が多いエリアに、ハザードマップ

の三つだとまとめてきてくれたたむちゃん。
「災害時に外国人が自分で判断できるようにしてほしい」という熱い思いを胸に、
これからも活動を続けてくれることでしょう。


7.みっきー 「小さな一歩」

「将来が決まっている人と、決まっていない人がいる」
そんな切り口から始まった、みっきーのプロジェクト。
二つに分かれる理由は「実際の仕事のイメージが強まっていないから」と分析し、
「川崎の『職』プロジェクト」を考えてきてくれました。

内容としては「川崎職業新聞」というものを作り、インターネットやSNSなどを使って広めるというもの。
実際に当日作ってきてくれた最初の新聞は、
お母さんの職である「幼稚園の先生」について、まとめてきてくれていました。

この新聞を読めば、いろいろな職についての理解が深まり、
やりたい職が見えてくるかも…。


8.あいちゃん 「コーヒーの木」

「一緒に休憩しませんか」という意味の「コーヒーの木」プロジェクト
話すのが苦手というあいちゃんが堂々と語ってくれました。

内容としては、学校に行っても楽しくないという子の居場所づくり。
中学校のときに、人と関わることが苦手だったあいちゃんが、
「ぽちっとカフェ」に出会うことで、人生が楽しくなった…
そんな体験談から始まったプロジェクトだそうです。

最初は、「私と話しませんか」ということで、インタビュー活動。

そのあとは、「リアルにかかわらないかかわり」ということで、
料理というものを通して、徐々に人とかかわれるようにしていきたいと、語ってくれました。
最終的には、他の学校や、中学校にも広げたいと話してくれたあいちゃん。
これからも、頑張ってくれることでしょう。


▼表彰
ベストプロジェクト賞:すず「声でツナグ」

川崎市賞:あいちゃん「コーヒーの木」

審査員特別賞:かわた「湯ミット」、つぐみん「ボクの宣言」

この4人が、今回賞をもらいましたが、現時点で「川崎ワカモノ未来PROJECT」をより体現している、という意味での受賞。
みんなのPROJECTはこれで終わりではなく、
自分が感じるこうあってほしい未来の実現に向けて、
これからまだまだ続いていく。
今回の学びをいかしてまたどのような形に磨かれていくのか、
可能性は無限大。

そして、川崎市を共通点にして奇跡的に出会えたこのメンバーは
これからもお互いに応援し合い励まし合っていく仲間です。

切磋琢磨し合いながら、自分たちでどんな未来をつくっていくのか、
今から楽しみですね!

以上で、全8人のプロジェクトの紹介を終わりにします。

ありがとうございました!

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