【お知らせ】カタリバの活動が高校生の家庭科用教科書に!
仕事の領域や種類がどんどん変化していく社会の中で、時代を担う10代に重要なのは早期に職業選択することではなく、どんな社会にも対応できる準備をしておくこと。学校の中で社会とつながることが、高校生の意識を変えるきっかけになるというのが、「カタリ場」の考え方です。
これは、とあるインタビューの中でカタリバ代表・今村久美が出張授業「カタリ場」について聞かれた時の言葉です。
NPOカタリバが2001年の創業以来続ける「カタリ場」は、大学生を中心としたボランティア・スタッフが高校を訪問し、「ナナメの関係」による対話を通して、高校生に将来を主体的に考えるきっかけを届けるものです。
これまでに、全国1300校22万人の高校生に届けてきました。
今回、カタリバの地道な取り組みが評価され、来年度から使用される高等学校の家庭科用教科書『新家庭基礎(大修館書店)』の「生活のセーフティネットワーク」のページにおいて、活動を紹介していただきました。
従来のセーフティネットワークだけでは、対応しきれない社会課題を解決するものとして、カタリバのようなNPOが注目されています。
私たちの取り組みを知ることによって、社会を構成するすべての人が安心して暮らしていくためにはどうするべきか。改めて考えるきっかけとなれば、幸いです。