【事例紹介】b-labフロアキャストインタビュー〜「やってみたい」を一緒に探していけたら〜

2016.3.11 事例紹介

b-lab(ビーラボ)では、3月から8月までの期間、中高生のチャレンジに伴走する、フロアキャスト(ボランティア・スタッフ)を募集しています!

好評につき、第3期b-labフロアキャスト説明会日程追加しました。
3/13(日)17:30〜19:00、3/20(日)10:00〜11:30、3/29(火)18:30〜20:00
お申込みはこちら

今回は現在フロアキャストとして活躍中の沼能奈津子さん(法政大学社会学部)に、b-labフロアキャストの魅力について語っていただきました。

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■「やってみたい」を一緒に探していけたら

「中高生のやりたいことをひきだす」という言葉が心にひっかかったことが、b-labフロアキャストをやろうと思ったきっかけです。この言葉から、自分のやりたいことってなんだろう?やりたいことなんかなくってもいいんじゃない?と色々なことが頭に浮かびました。「やりたい」というキーワードが刺さったのは、自分が中高生のころに「やりたい」という気持ちよりも「やらなければいけない」という気持ちが多かったからだと思います。いつ見つかるか分からないけれども、中高生と一緒に見つけていきたいと思いました。

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(中高生と共に企画を実施した時の様子)

■中高生の「ありのまま」を見る

「次、いつくるのー?」「ぬまぬー来るから、何か作ろうかなあ」と言ってくれる中高生がいたときは、すっごく嬉しかったです。 どうやって接したらいいのか今もわからなくなってしまうことがありますが、一緒に話したり、料理をしたりするなかで、中高生の”すごみ”を見つけることがおもしろいです。材料の調達から下ごしらえ、調理から片付けまでを段取りよくこなす中高生に会った時は、驚きました。また、おとなしそうだけど話をかけるとずーっと話し続ける中高生、好きな音楽や本について話してくれる中高生、自分の好きなことを言葉にできたりするのってすごい!と素直に思います。何かを教えなければいけないと思ってしまっていましたが、数年長く生きただけだし、そんなに気張らない様にしようと思っています。その中で、自分のことを言葉にする楽しさや面白さ、難しさなど、中高生から学ぶことがたくさんある!と感じています。

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(中高生とb-labでお菓子作りをした時の様子)

■目指すことは伝えるだけではなく「心を揺らす」こと

中高生の選択肢を少しでも増やせるように、自分の経験や失敗を言葉にして伝えられるようにしたいです。伝えるだけでなく、目指すは、「心を揺らす!」こと。少しでもわたしの話を聞いて心が揺れたり、動いたりするように、内容を自分の中で深めたり、言葉を選んだり、表現したり、試行錯誤しながらやっていきたいと思っています。でも伝えるだけではなく、中高生がどんなことに興味があって、どこに面白さを感じているのかなど、会話の中から汲み取っていけるようになりたいです。「やりたいをひきだす」ことは簡単なことではないし、迷いもありますが、一緒に進んで行けることがおもしろいです。

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(出張授業「カタリ場」で能沼さん自身の経験をプレゼンテーションする様子)

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b-labでは沼能さんのように中高生のチャレンジに伴奏してくれるフロアスタッフを募集しています。説明会は残り3日程です!
3/13(日)17:30〜19:00、3/20(日)10:00〜11:30、3/29(火)18:30〜20:00
お申込みはこちら

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