【事例紹介】広報・ファンドレイジング部インターン生インタビュー〜田窪さんの場合〜
カタリバの縁の下の力持ちである、カタリバ広報・ファンドレイジング(FR)部では現在、一緒に活動をしてくれるインターン生を募集しています。今回は実際に2014年9月から2015年の3月までの8ヶ月間、インターンとして活躍してくれた田窪 美江さんのインタビューをご紹介します。田窪さんのインタビューを通して、より具体的な業務内容や、得られる経験などを知っていただけたらと思います。
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立教大学大学院2年生 田窪(たくぼ)美江さん
Q.インターン前の大学生活と、始めたきっかけを教えてください
私は大学院で、非営利組織の経営や、コミュニティ醸成についての研究をしていました。カタリバは元々知らず、ボランティアとして活動したこともなかったのですが、ETICさんから紹介を受け、カタリバのインターンのことを知りました。自分の研究に近い団体は他にもあったのですが、カタリバの理念に共感したことから応募を決めました。
Q.広報部では主にどんなお仕事をしていましたか?
SNS・webサイトの更新や、支援者様向けイベントの企画、運営を行いました。イベントについては、カタリバは活動を広めること、支援者様を獲得していくことにおいて、SNSやweb、広告でのPRが中心で、対面式のイベントには注力しきれていなかった現状がありました。本当に支援者様の満足度を上げるには対面式のイベントが必要と考え、イベントの目的、ターゲット層を明確にし、それを踏まえたコンテンツ作りや集客の戦略を練っていきました。
実際には新規の寄付者様を獲得するためのイベントや、既存の寄付者様にロイヤリティー(親密性・信頼性)を持っていただくためのイベントを企画しました。コンテンツでは、現場の生の声を支援者様に届けることを意識し、カタリ場事業部の職員やボランティアキャストに参加してもらい、参加者の方との座談会を実施しました。
Q.インターン中に乗り越えた壁など、教えてください
今まで私は自分のやりたいことを最後までやり通した経験がなく、カタリバでも、現状に問題意識はあるのですが、すぐに行動に移せずに悩んでいました。
3回目のイベントを企画する際、思い切って改善案を提案してみました。既存の寄付者様の満足度を上げることにより専念し、ワークショップ形式にすることで相互にコミュニケーションがとれ、問題について深く考え、共感できるようにコンテンツも変更しました。
結果、支援者の方のひとりが東北のコラボ・スクールに見学に来て下さり、宿舎の改修費用としてご寄付をくださいました。本当にやりたい改善案を提案でき、またそれが結果につながったことで、本当にやりがいを感じました。
他にも、学業やアルバイトとの両立が辛く、自分がやるべきことの優先順位をつけることに苦労しました。また、現場での経験がないと自分の言葉で発信ができないと気づいてからは、ボランティアキャストとしてカタリ場の現場に意識的に参加したり、東北のコラボ・スクールにも行きました。
Q.インターンで得られた経験は何だと思いますか?
私は自分のことは自分でやるべき、とインターン前は思っていました。それは間違いではないですが、人を頼ったり、周りの人を巻き込む力、のようなものを、少し身に付けられたかなと思っています。情報集めや人集めでも周りの方がたくさん協力してくださり、同じ目標を共有する仲間だからこそ、お互いがお互いに協力し合える職場環境に、とても刺激を受けました。
また、今まで「できるはずがない」という固定観念にとらわれ、自分でなにかを成し遂げるイメージが持てなかったのですが、周りを巻き込むことでひとりではできないことが実現できましたし、実現できたという経験によって、「なりたい自分に向かって一歩ずつ進んでいけるイメージ」を持てるようになりました。
Q.インターン後の進路はどんな進路ですか?
就活では、町づくりや地域のコミュニティ作りがしたいという軸を持って臨み、コミュニティ醸成にハード面、ソフト面両面から関わることができる仕事を探しました。不動産管理の会社で、人を集めて住民のコミュニティ作りをやっている会社に就職を決めました。場作り、コミュニティ作りというのは、カタリバの事業に通底しているものです。カタリバが手掛ける文京区の「b-lab」は中高生のコミュニティ形成を実現しているし、自分もイベントを運営する中で改めて支援者様のコミュニティを作ることの大切さを実感しました。カタリバでの活動で、自分の軸を再確認することができました。
Q.最後に、広報ファンドレイジング部の特徴を教えてください
広報ファンドレイジング部では、実際にビジネスにつながるマーケティング力、プロモーション力が問われます。NPOにもお金の流れがあることを知ることができます。活動を継続させていくため、活動を広め資金を獲得していく戦略を練るのが主な仕事です。「成果が目に見える形で表れる」点が広報ファンドレイジング部の一番の特徴です。
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NPOの経営の仕組みについて知りたい方や、実践型のマーケティングやプロモーションをやってみたい方、ぜひ広報ファンドレイジング部のインターンに挑戦してみてください!
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◆広報・ファンドレイジング部インターン詳細◆
応募資格:大学生以上、社会人第二新卒まで
期間:2016年5月〜2017年3月の期間で、6ヶ月以上
勤務地:高円寺カタリバ事務所 (JR中央・総武線高円寺駅徒歩5分)
部署:広報・ファンドレイジング部
活動時間:週3日(15時間以上)〜5日程度 ※授業時間などによって調整可能
(活動開始の1ヶ月はトライアル期間)
活動支援金:有り(月額2万円〜)
交通費支給:有り
採用予定人数:2名
選考プロセス:説明会⇨書類選考⇨面接⇨内定
※書類選考〜内定まで2週間程度で決定します。
まずは説明会にご参加ください!
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