【キャストインタビュー】「少し先の人生を歩んでるからこそ高校生にかけられる言葉があります」

2015.7.27 事例紹介

これまで1000校、18万人の高校生に届けているキャリア学習プログラム
「カタリ場」は大学生や若手社会人のボランティア(キャスト)によってつくられています。

キャストの役割は様々な高校に出張してキャリア学習の授業「カタリ場」を実施し、
生徒との対話を通し、進路の悩みや将来の夢などを引き出し、
高校生を動機付け彼らの心に“火を灯す”ことを行います。

今回、カタリバキャストとして活躍している山口夢奈さん(明星大学3年)が
キャストになったきっかけや、経験などを語ってくれました。

◆カタリバキャスト募集中!
http://www.katariba.net/volunteer/

■ ■ ■

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■楽しい大学生活

高校生の時の自分は、進路がギリギリまで決まっておらず、
最終的には指定校推薦でいまの大学に入りました。
大学では1年生の時からボランティアサークルに参加したり、
アカペラグループでの活動をしたりととても充実していました。

ただ、楽しいばかりに目を向けている自分に喝を入れたくなり
何かに挑戦しようと思いカタリバの説明会に参加しました。

■衝撃的だった説明会

実は以前から大学の友達にカタリバについて聞いていたのですが
最初はピンとこなかったので説明会に参加していませんでした。

大学生活を過ごしている中で気づいた「自分のことを話せない」
という弱点を克服するには良い場になるかも!と思ったのが
説明会に参加したきっかけです。

説明会に参加した時には衝撃を受けました。

カタリバの説明会はただ説明を聞くだけではなく
「なんでそう思ったの?」「◯◯さんはどう考えた?」
と自分のことや考えを話すことが求められます。

更に、説明会の中でやったワークショップでは自分を見つめ直す
「人生グラフ」というワークをやりました。

3時間の説明会にぐいぐい引き込まれ、その説明会を
運営しているのが学生ということを知り更に驚きました。

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■カタリバで求めていたこと
私がカタリバで求めていたことは自分の弱点の克服でした。
しかし、参加していく中でそれが少しずつ変わっていくことを感じました。

カタリバには「半学半教」という言葉があります。

高校生と話している中で、自分の高校生時代を
思い起こすような高校生に出会う時があります。
取り柄がないと感じ、自分に自信がなく、
自分の可能性を信じきれていなかった高校生時代。

でも、少し先の人生を歩んでるからこそ
高校生にかけられる言葉があります。

「自分の可能性を信じてほしい」
「もっと選択肢は色々あるんだよ」

いまの自分にもずっしりと響く言葉です。

完璧じゃない自分だからこそ、かけられる言葉があるし
高校生の一つ一つの言葉から学ぶこともたくさんあります。

今となってはカタリバに参加しているのは、弱点の克服だけではなく
高校生との出会いで高校生にきっかけを届けたいという気持ちがとても大きくなっています。

■ ■ ■

カタリ場を届けることで、高校生活について、
そして進路について高校生と語り高校生の心に火を灯します。

高校生との対話を通して自分自身も見つめ直せる「カタリ場」に参加してみませんか?

カタリバキャストについての詳細や、お申込はこちらからご覧下さい。
http://www.katariba.net/volunteer/

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