【首都圏教育ボランティアインタビュー】友達じゃなくって、仲間と出会えた

2015.3.31 事例紹介

カタリバには「首都圏教育ボランティア」というプログラムがあります。

4ヶ月間、様々な高校に出張してキャリア学習の授業「カタリ場」を実施し、
生徒との対話を通し、進路の悩みや将来の夢などを引き出し、高校生を動機付け彼らの心に“火を灯す”ことを行います。

◆首都圏教育ボランティア第11期(35名)募集中
http://www.katariba.net/syutobora/

首都圏教育ボランティア第10期生の鈴木あゆみさん(成城大学)が、
ボランティアに参加した経緯やプログラムの感想を語ってくれました。

DSC_0615

■やらないと後悔するかも…

カタリバを知ったきっかけは、友達がFacebookの記事を「いいね!」していたことでした。
大学1年生の時に「キャリア教育」の授業を受ける中で、教育に興味を持っていたので、いろいろ調べる中で「カタリ場に参加したい!」という想いが強くなっていきました。
しかし、知り合いもいないところに参加するのが心配で…
説明会に行くか悩んでいたところ、友達が「やらないと後悔するかもよ」と背中を押してくれました。

■自分を変えられるチャンスだと思った

首都ボラの説明会には緊張しながら参加したのですが、説明会スタッフの人が初対面なのに気さくに話しかけてくれたので安心できました。
説明会の司会や、サンプリング(先輩の話を紙芝居形式で紹介すること)は学生インターンの人が担当しているのですが、とても上手で…

ここで活動すればかっこいい先輩のようになれるかもしれない。

自分を変えられるチャンスかも!

と思うようになりました。

DSC_0664

■一緒に考えて、一緒に悩みたい

カタリ場の授業に参加する中で気づいたことがあります。
私は進学校出身で、大学に行くのは当たり前の事だと考えていました。

しかし、カタリ場で行くのは進路多様校と呼ばれる、大学進学や専門学校、はたまた就職という様々な選択肢を持っている人たちがいる高校が多いです。
進路選択に正解はないけれども、カタリ場の授業を受けることで生徒自身が自分の将来について考えるきっかけになればいいなと思っています。
私は、何か正解を示せるわけではありませんが、自分が高校生だった時を思い出し、一緒に考え一緒に悩んでいきたいなと思っています。

DSC_0570

■友達じゃなくって、仲間と出会えた

高校の時は吹奏楽部に入って、本気で部活をやっていました。
辛いこともありましたが、苦楽を共にする仲間がいることで乗り越えることができました。
しかし、大学に入ってからは自分が本気で取り組めることがなく少し物足りなさを感じていました。

でも首都ボラに参加したことで、本気でカタリ場の授業に参加し、同じタイミングで成長しあえる仲間が出来たなと感じています。
うまくいったことや、つまづいてしまったことそれらを共有している“仲間たち”は今まで友達に言えなかった出来事や、本音を語り合える大切な人たちです。

■ ■ ■

首都圏教育ボランティアでは、想いを共にする仲間が出来ます。

話すのが苦手…という方でも研修や、カタリ場の先輩からのアドバイスを通して
1つ1つ成長をしていきますし、同期の仲間に相談しながら、参加することが出来ます。

高校生との対話を通して自分自身も見つめ直せる「カタリ場」に参加してみませんか?

「首都圏教育ボランティア第11期」の詳細や、お申込はこちらからご覧下さい。
http://www.katariba.net/syutobora/

【寄付募集中】高校生に「カタリ場」を届けるための費用が不足しています

生徒の将来のために「カタリ場」を導入したくても予算の問題で断念する学校も。1,000円で1人の生徒に授業を届けられます。高校生の未来を支えるため、応援のほどお願いいたします!

【学生の方へ】高校で出張授業を行う教育ボランティア募集中!

高校生と将来について考える授業「カタリ場」を届ける仲間を募集中です。教育現場で新しいチャレンジをしたい方、お待ちしています!