【参加者募集】2/22(日)カタリバ大学第67講 明日のための希望の授業 ~ぼくが震災から学んだこと~
カタリバ大学寄り道学部学部長の松澤です!
今回のカタリバ大学のゲストは、なんと福島県に住む高校2年生の山本幸輝君。
東日本大震災を通して抱いた
「自分と同じ体験をしてほしくない」
という想い。
自分だからこそ伝えられることがあるはずと、
東京に飛んできてくれます。忙しく過ぎる毎日の中で、
あの3月11日の記憶を薄れさせてしまいたくない。
今ここに、ふり返りを未来につなぐ時間を。
以下は、山本君からの紹介になります。ぜひご覧ください。
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福島からこんにちは、高校2年生の山本幸輝です。
東日本大震災。
もしかしたらみなさんの記憶から、薄れつつあるかもしれません。
僕の地元は、福島県浪江町です。
浪江町は地震による原発事故の影響で居住制限区域に指定され、
僕はいまも家に帰ることができません。
みなさんは自分の毎日に危機感を感じていますか?
3.11以来、ぼくは常日頃から危機感をもっては………いません。
しかし、明らかに自然災害が起きた後のぼくは変わりました。
自分の中では「ここは大丈夫!」ではなく、
「ここも危ない、もっと安全なところに行こう」
そんな自分の想定のひとつ、ふたつ上を意識するようになりました。
そこで今回は、みなさんにも震災体験ゲームを通して
自分の想定を超えていく経験をしてもらえたら、と思っています!
現在、首都圏で今後30年以内に震度6弱以上の地震が起こる確率は、
東京・新宿区が46%、さいたま市が51%、横浜市が78%
と言われています。
「あなたは、今震度7の地震が来たらどうする…?」
高校生が行うゲーム感覚の震災体験。
自分の命を救うこと、誰かの命を救うことを
一緒に考えてみませんか?
(文責:山本幸輝)
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申込みはこちらから→http://goo.gl/M6qYcU
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◆日時:
2015年2月22(日)14:30開場 15:00~17:00
※終了後17:00より懇親会を開催します。
◆場所:
高円寺コモンズ(JR中央線・総武線高円寺駅 徒歩5分)
地図→http://www.katariba.net/access/
◆ゲスト:
山本幸輝さん(高校2年生)
天野和彦さん(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任准教授)
◆運営:
学部長:松澤瞳(大学2年生)@machoco3
事務局:今村亮 @ryo_imamura
学長:寺脇研さん(カタリバ大学学長)@ken_terawaki
◆参加費:
中高生:無料 学生:500円 社会人:2000円 大学生カタリバキャスト:無料
社会人カタリバキャスト・カタリバ大学学生・カタリバネクスト:1000円
◆懇親会:
カタリバ大学終了後、懇親会を開催しています。
参加費 学生:1000円,社会人:3000円
◆申込みフォーム:
こちらのフォームよりご登録ください。
http://goo.gl/M6qYcU
◆カタリバ大学「寄り道」学部開設声明:
初めまして、カタリバ大学6代目運営の松澤です。
カタリバ大学は、 中学生、高校生、大学生、大人・・・いろんな人が学びたい時にふらっと集まってくる大学です。
わたしも、去年そんなふうにふらっと カタリバ大学を訪れた一人です。
机でする勉強しか知らなかった私は、カタリバ大学で自分の学びたい欲を揺さぶられる瞬間にたくさん出会ってきました。
今回のカタリバ大学「寄り道学部」でも、そのような瞬間をたくさんの人に感じてほしいと思います。
自分の時間の多くを過ごす、学校や会社、家からちょっと離れて、新しい場所で自分の世界を広げてみませんか?
今、社会ではインターネットが生活の中に普及し、企業家がたくさん生まれ、世界の変わる速度は速く、自分のやりたいことを若いうちから体現する人が増えてきたように感じます。
でも、私はそんな社会を見てすごいなあとため息がでたり、なんでそんなにきらきらしているんだろうと不思議に思ったり・・・
動き続ける世界からは、一歩二歩下がって立ち止まってしまいます。
そして立ち止まりながら、そんな世界で活躍する人たち が少し羨ましくて、自分の足でしっかりと歩き出している人たちを比べて取り柄のない自分が何もできていないことが悔しくてたまらなくなります。
自分は何が本当に好きなのか 自分が本当にしたいこと、できることからわからない。
そんな私だからこそ、「寄り道学部」をひらきました。
この寄り道学部では、積極的な寄り道をします。
とことん寄り道してあげます。
だってすごい速さで動く世界についていくにせよ、いかないにせよ 自分のことを知ることは大切だし、自分の納得する生き方をするには直線の道だけが成功ではないと思うから。
アップルの創設者ジョブズは、大学中退後に大学に居続けました。
これは一見時間の無駄のように思えるけれど、その時に「カリグラフィー(文字・フォントについてのアート)」を学んだことがその後の仕事に大いに役立ったと言っています。
また、ウォルト・ディズニー・カンパニーの設立者ウォルト・ディズニーは、働いていた新聞社を「創造性に欠ける」という理由で解雇、その後自ら立ち上げた会社を3回倒産させています。
遠回りだと思われる時間の使い方や、失敗が、のちのち役に立つことがあると思うのです。
自分がふがいなくて立ち止まってしまうけど、立ち止まっているだけじゃもったいないから、この「寄り道学部」で好奇心をとめずに、学ぶことだけは続けてみませんか。
学ぶことで自分について知り、一見無駄だと思われることから学ぶことで新しい価値観を見つけたい。
寄り道したいひと大募集。 カタリバ大学「寄り道学部」開講です!
(カタリバ大学「寄り道」学部長 大学2年生 松澤瞳)
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申込みはこちら→http://goo.gl/M6qYcU
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◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見,ご質問などあれば、k-univ★ml.katariba.net(担当:松澤)までお願いします。
※★を@に変えてお送り下さい