【キャストインタビュー】多くの人にきっかけを届けたい
これまで800校、17万人の高校生に届けているキャリア学習プログラム「カタリ場」は
大学生や若手社会人のボランティア(キャスト)によってつくられています。
どんなキャストも、まずはじめに参加するのが「キャスト説明会」。
今回は説明会の運営を担当している久保知可子さんに
カタリ場に参加したきっかけや説明会の運営に
携わっている理由を話してもらいました。
■自分を変えたいと思ったから。
やりたい事が無く、いつも人に流されてしまう性格を
どうしても変えたくて、何か新しい事に取り組もうと
決めた時に見つけたのが「カタリ場」でした。
WEBで調べていく中で
「学校外の友達が作れそう」「楽しく活動できそうだな」
という思いとともに、
「『教育』を専門に勉強していないけど、浮いてしまわないかな」
「人見知りだけど、仲良くできるかな」
という不安がありました。
ずっと悩んでいても変われない!と思い
勇気を出してカタリ場のキャスト説明会に参加してみました。
説明会では模擬カタリ場を体験したのですが
担当してくれたキャストのコミュニケーション力の高さに驚いてしまい…
自分が高校生に対して、同じ事ができるのかと少し不安になってしまいました。
でも、説明会に参加したことで勉強になり、自分が成長できそうだな!と感じたので
いつかは参加したいなという想いはありました。
■身近な高校で、カタリ場の授業が。
説明会から2ヶ月経った時、自分が通っていた高校のとなりの高校で
カタリ場の授業が行われる事になりました。
馴染みのある高校なので、参加してみると
思っていたよりも、高校生と話しができている自分がいました。
カタリ場に参加するには面白い話・すごい話ができないと…と
プレッシャーに思っていたけど、実際は高校生の話を聞いて、
一緒に考える、寄り添うという姿勢で良かったんですよね。
自分が大学で勉強している観光や、ブライダルについて話をすると
ちょうどその分野に興味のある高校生が自分の受け持った班にいました。
高校生の心に響いたときは、とても嬉しかったし、自信になりました!
■多くの人にきっかけを届けたい
カタリ場に何度か参加するにつれて、高校生だけではなく対話する大学生にも
様々なきっかけを与えているプログラムなんだ。という事に気がつきました。
今までカタリ場を通して多くのきっかけを与えてもらってばかりだったので
次は多くの人にきっかけを届けたい!という想いから、ボランティア説明会を担当しています。
説明会はカタリ場と出会う最初の場所。
まずは説明会に来て、カタリ場に参加したいと思ってもらえるように。
そして、カタリ場の授業に参加してもらえるように。
日々、仲間たちと説明会をつくっています。
■ ■ ■
カタリ場でのボランティアは、
自分の素晴らしい経験や体験を
高校生に話すということではありません。
高校生と対話し、寄り添いながら
一緒に考えていくこと
そして、高校生にきっかけを届けることです。
高校生との対話を通して自分自身も見つめ直せる「カタリ場」に参加してみませんか?
カタリ場の説明会は毎月開催してみます。
自分にできるかな?と不安な方もまずは説明会にご参加ください。