【実施報告】第3回 教育グッドプラクティスセミナー

2013.3.12 事例紹介

第3回 教育グッドプラクティスセミナー
《~教師が学び合う組織づくり~すべての生徒が輝くために》

■実施報告■

2013年3月5日に開催いたしました、第3回教育グッドプラクティスセミナーは、
10代から50代の方々まで幅広くご来場いただき、おかげさまで盛況のうちに
終了いたしました。
ご来場いただきました皆さまに、心から感謝を申し上げます。

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今回ご登壇いただいた清水先生には、以下の5つのトピックをお話いただきました。

1、はじめに
2、私の授業の約束
3、生活指導主任の6年間
~聞こえてきた生徒の小さく大きな声~

4、授業を変える
・授業フォーラム 授業・学級運営・面談・保護者会
・研究授業キャンペーン 年5回
・模試の振り返り シートの提出
・初任者研修 週1回年28回

5、教師が育ちあう組織づくり
仲間を信じる この指とまれ! イイね!

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特に印象に残ったお話をご紹介します。

「、、、教職に就くと、意外と他の先生の授業のノウハウを学ぶ機会が
少ないことに問題意識を感じていました。

そこで、まずは有志の勉強会である「授業フォーラム」を開きました。
授業のハイライト部分をビデオにとって公開してもらうのです。
面白いことに、良い授業には必ず、仕掛けと仕組みがあるんです。
「よく知っている仲間の、今まで知らなかった陰の努力や授業に臨む姿勢がわかってきた」
と次第に評判になりました。

その次は、「研究授業キャンペーン」です。
その期間中は、誰の授業でも見ることができるのです。最低2つの授業を見て、レポートを提出
してもらうことを提案しました。大反対する先生もいましたが、すべては生徒のため。

授業を変えて、学校をよくしていくには研修しかないのです。
今では年間5回実施するまでに至っています。

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【 清水先生の講演について 】
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・具体的な生活指導の実践だけでなく、同僚の「教員」を動かす取り組みを知ることが出来て勉強になった。(中学・高等学校教育関係者)

・(清水先生が6年間校門で生活指導をしたお話を聞いて)私も毎朝校門に立っていますが、生徒の反応が薄いことが悩みでした。しかし、継続は力なり。これからも続けたいと思います。(高等学校教育関係者)

・教員になりたいという気持ちが一層強くなりました。ありがとうございました。(学生)

・生徒はもちろん、学校への変化を促すためにどうしたらいいかイメージが持てたような気がしました。また、将来なりたい教師像に具体的なイメージも抱くことができました。(大学職員)

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また、ワークショップでは、清水先生のお話を踏まえ、”生徒が輝くために”をテーマに
したコミュニケーションワークを行いました。

内容は、「薬剤師」「芸能関係」という2つの夢を持つ生徒の悩みに答えるため
参加者同士グループになって、生徒に届けるべきメッセージは何かを一緒に考えてもらいました。

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【カタリバ体験ワークショップについて】
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・様々な立場の方々からいろんな意見をうかがえたので大変勉強になりました。(高等学校教育関係者)

・楽しかったです。何度やっても、生徒にどうアドバイスすればいいか悩みますね。ムズかしいです。生徒が友達同士で送りあったメッセージがいいですね(高等学校教育関係者)

・面白い!ワークショップはこれからの時代の必須スキルだ。(高等学校教育関係者)

・様々な方の意見に触れることで、様々な価値観に触れ、とても刺激になった。(学生)

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さて、次の教育GPセミナーについては、現在企画中です。

詳細が決まりましたらカタリバHPやメールでお知らせします。

一同、みなさまのご来場をお待ちしております。

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