【メディア掲載】三菱UFJビジネススクエアSQUETに掲載〜被災地発の「学び」の力を課題解決につなげたい〜

2016.3.17 メディア掲載

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発行している会員誌「三菱UFJビジネススクエアSQUET」の3月号に、カタリ場事業部ディレクター、今村亮のインタビューが掲載されました。

亮さんSQUET

「旗手の肖像-明日を創るイノベーターたち」という人気のコーナーで今村が、学生時代ボランティアスタッフとして関っていた頃から、現在に至るまでのカタリバについて語っています。

2011年3月11日の東日本大震災を経て、向かう方向が大きく変わったカタリバ。震災当日、カタリバは慶応大学・ベネッセコーポレーションとの共催による高校生向けの大規模なイベントを企画していました。カタリバの今後を大きく変えうると考えていた、カタリバにとってとても大切なイベントでしたが、震災により中止。数週間後被災地へ向かい、現地で目の当たりにした当時の状況を、記事の中で今村はこのように話しています。

自宅を失い、落ち着いて学ぶ環境も、心の余裕もなくした生徒たちは、勉強、受験、将来の夢、すべてを空虚に感じていました。でも、自らそれを大人に言い出せる雰囲気ではなかったのです。
(中略)
私たちはこれまで、『学校教育のできないことをする』という強い思いを持って活動してきました。しかし、被災地へ行って初めて気づいたのは、当たり前の学校教育を続けていくことの大切さ、難しさでした。

震災から5年、「支援される側から復興の当事者になりたい、地元のためになにかやりたい」そう考える子どもたちが増えています。コラボ・スクールのある宮城県女川町と岩手県大槌町は、震災以前から高校を出ると若者が町を出て行ってしまう、「過疎」という問題を抱えていました。被災地の生徒たちの変化に、私たちは教育の持つ新しい可能性を見出しています。

2015年からは”過疎の先進地域”と言われる島根県雲南市で拠点を構えての教育魅力化プロジェクト、文京区と連携して中高生の居場所となる青少年プラザb-lab(ビーラボ)が新事業として立ち上がりました。どちらもコラボ・スクールという事業を通じて始まったものです。

創業からのカタリ場事業から生まれた新たな事業も始まっています。高校生と接する大学生や社会人のボランティアスタッフ、「キャスト」が高校生と向き合うためには自身の成長も求められます。その成長ノウハウがビジネスパーソンのスキル向上や、仕事に対するやる気の醸成に効果的と考えた企業から、社員研修への協力依頼が来るようになったのです。カタリバを通じた研修の取り組みは反響を呼び、人材育成支援を行なっている株式会社リクルートマネジメントソリューションズとの、研修サービスの共同開発を行うことになりました。本格的なサービスの提供は2016年の4月を予定しています。

最後に今村はこのように語っています。

こうした広がりに手応えを感じています。公的セクター、民間、NPO。互いの壁は年々低くなり、良い社会を作るための最適化を目指す時代が始まったと感じています。誰でも参加できて、みんなが成長する教育。そしてそれを実現する地域づくりが夢です。教育は世代を超え、人々の気持ちを束ねる拠り所になれるはずですから。

5年先、10年先、カタリバの活動がどのように変化していくのか、私たちにも想像することはできません。それでも皆さまと教育を通してより良い社会を作っていく、それだけは変わらず活動を続けてまいります。これからもカタリバを見守っていただければ幸いです。

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▼2016年4月リリース予定の研修サービスについてのお問い合わせ先
担当:カタリ場事業部 今村亮 
電話:03-5327-5667(平日10:00~19:00)
E-mail:katariba@katariba.net

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