【キャストインタビュー】必ず自分のことを認めてくれる人がいるんだって、知ってほしい

2015.9.11 事例紹介

カタリバには「首都圏教育ボランティア」というプログラムがあります。
3ヶ月間、様々な高校に出張してキャリア学習の授業「カタリ場」を実施し、生徒との対話を通し、進路の悩みや将来の夢などを引き出し、高校生を動機付け彼らの心に“火を灯す”ことを行います。

◆首都圏教育ボランティア募集中!
http://www.katariba.net/syutobora/

首都圏教育ボランティア(首都ボラ)11期の峯岸佳奈さんは、自身が高校生だった時にカタリ場の授業を受けています。そんな峯岸さんが首都ボラを経験して感じたこと、自分自身の変化について語ってくれました。

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■「変わりたい」と思っていた自分を思い出した

首都ボラを始めたきっかけは、Facebookでした。たまたまカタリバの文字を目にして、「なつかしいな」と思ったんです。実は私、高校生の時にカタリ場の授業を受けているんですよね。受けた後、変わりたいって思って色々行動はしてみたんですけど結局うまくいかなくて。それでFacebookでカタリバの文字を見た時、「変わりたい」と思っていた自分を思い出したんです。高校生の時にカタリバの先輩とした約束、「素直になる努力をする」、それを思い出したんです。当時は専門学校に通っていたのでスケジュールが合わず、卒業後に社会人になってから首都ボラを申し込みました。社会人になってから挨拶一つするにも、相手の仕事の邪魔になるのではないかなど、考えなくて良いことまで考えてしまうようになり、人とうまく関われなくなくなっている自分がいました。どうにかしないと、そんな思いもあったと思います。首都ボラが始まって、私の立てた目標は「根本的に人を好きになる」でした。「人がきらい」な自分を変えたかったんです。

■必ず自分のことを認めてくれる人がいるんだって、知ってほしい

カタリ場で出会う高校生に、高校時代の私自身とよく似ている子がいることがあります。自分に自信がなく、自分は周りの期待に応えられないから認めてもらえない、だけど認めてもらいたい、そんな風に思っている子です。そんな子にはいつも「無理し過ぎてないかな?本当になにもできていないのかな?」という問いをして、一緒にその子のできていると思えることを探します。必ず自分のことを認めてくれる人がいるんだって、知ってほしいんです。高校生の頃の自分が誰かに言われたかった言葉、言われたら楽になっていた言葉、誰かに教えて欲しかったことです。私と似ている高校生を見ると、辛かった自分を思い出し、「そんな思いする必要ないよね」って思うんです。それが人と寄り添うことなんだと思います。

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■自分自身にとっての発見

初めて企画に出た時、本当に不安でした。これで高校生にとって本当に良かったのかなと。でも、結局それは何回企画に出ても私の中で変わらないことでした。何回出てもわからないんです。価値があったかどうかを決めるのは高校生だから、とにかく自分が精一杯やれることをやるしかないんですよね。「高校生に対して何もできなかった」そんな悔しい思いをすることもあります。だからこそこのまま終わらせられない、悔しい、次につなげたい、そうやって高校に行き続けることが自分にできる唯一のことだと思うんです。カタリ場の授業に行くことで自分自身たくさんの発見もあります。こんなに負けず嫌いな自分も知らなかったです。自分が高校生への投げかけた言葉が、ブーメランになって自分自身にざっくり突き刺さって来たこともあります。「本当にやりたいことをやれてるの?本当に諦めたくないことをやって欲しい!」そんな自分の言葉が後からぐるぐる巡ってしまい、たくさん悩んだりしました。でもそれが自分自身の軸を見直すきっかけになり、また一つ違った自分になれたと思います。

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■必要なことはそのまんまの自分で高校生と向き合うこと

首都ボラの経験を通して私は人を好きになることができました。もっと人と関わりたいと思うようになりました。「人がきらい」と思っていた自分は、本当は逃げているだけでした。好きになることが怖くて、「人がきらい」ということで壁を作り自分自身を守っていたんです。でも高校生と、人と向き合っていく中で、私は変わりました。カタリバに参加することがすごく難しいことのように感じる人も多いと思います。「高校生に対して自分が語れることなんてない」「何を話せばいいかわからない」。確かに簡単なことだとは思いません。でも、必要なことはそのまんまの自分で高校生と向き合う、それだけです。高校生の話を聞いて、自分が思ったこと感じたことを素直に伝えてあげるだけです。それが高校生自身の中にあるはずの答えを見つけるきっかけになる、そう思います。

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首都ボラの経験で自分自身が大きく変わったと語る峯岸さん。今は高校時代に一度諦めた夢に、再度挑戦することを決めました。その挑戦が怖いと感じながらも、今まで逃げ続けてきたからもうやるしかないと決意を固めています。自分自身の可能性を信じられるようになった峯岸さんは眩しく、そして頼もしい顔をしています。高校時代の峯岸さんが今の彼女と出会ったら・・そんなことを想像してしまいます。

峯岸さんのお話にもあるように、カタリバを通して高校生と関わることに特別な経験やエピソードは必要ありません。そのままのあなた自身で高校生と向き合うこと、それだけです。もし少しでもカタリバの「首都圏教育ボランティア」に興味を持たれた方は、こちらから詳細をご覧ください。http://www.katariba.net/syutobora/ company structures

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