1.多様な他者と幅広い人間関係構築の機会をつくること
特に中高生に多く見られる傾向として、同世代との限られた人間関係しか持たず、
それ以外の人間関係を持つことに慣れていないことが挙げられます。
このことが、自立意識や社会性を培う上でのマイナス要因となっていると考えられます。
こうした課題に対応し、多様な他者と幅広い人間関係を構築する機会をつくることで、
それが社会や将来への関心や意欲が高まる動機付けとなり、様々な情報を得るチャンスにつながります。
2.自己肯定感を高めること
自己肯定感とは、自分を認め自信を持つことです。
これは、自己の新たな可能性の発見や自己理解の深化といった、内面の成長と深く関わってきます。
また、自分の進路・将来設計・進路の選択決定に関心・意欲を持つことによって、
日常の学習態度や生活態度を大きく変化させます。
この自己肯定感を高めるためには、「できた」「わかった」という成功体験の自覚や、
褒められるなど、第三者の言葉を借りて自己を再認識する機会が効果的です。
3.学校や先生と連携すること
NPOカタリバは、学校や先生との連携を大切にしています。
なぜなら、上記のような機会は、一部の意欲の高い若者だけでなく
すべての若者に提供されるべきだと考えるからです。
任意参加のイベントなどではなく、学校の授業の一環として
全員が参加することで、よりカタリバの活動が意義のあるものになります。
一方、学校や先生に求められていることは年々大きくなっており、
現場の先生方の負担は計り知れません。
そこで、すべての負担を先生が負うのではなく、
先生にはコーディネート役として、NPOカタリバを効果的に活用していただきたいと考えています。
NPOカタリバは、特に以下の点に問題意識を持ち、
その解決に向けた活動を行っています。
・幼少期からの様々な直接体験の機会や、異年齢者との交流の場が、昔に比べて乏しくなっていること
・多様で幅広い人間関係が不足しており、モデルとすべき生き方を見つけにくい状況に置かれていること
・「わかった」「自分にもできるかもしれない」という、成功体験や自己肯定感を自覚する機会が少ないこと





