宇田知申

インターン生 宇田知伸
慶應義塾大学総合政策学部2年 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
宇田さんの通う慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスには「非営利組織インターンシップ」という授業
がある。この授業を通じてNPOカタリバへやってきた宇多さんは、非営利組織(NPO)の人の働くモ
チベーションに関して、自分なりの回答を自分で見つけに来たという。
彼は、高校時代は生徒会で学園祭実行委員を務め、大学生になってからも「横浜学生の祭典
(ハマフェス)」で実行委員として関わるなどの行動派。
実は大手製菓会社社長の御曹司という顔も持っている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そんな宇田さんにインタビューをしてみました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 非営利組織(NPO)の人って何を思って働くんだろう?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今日でちょうどインターン期間の折り返し地点。
10日間働いてみて、お金を持っている・もっていない、給料の高低に関わらず、人それぞれのバック
グラウンドに応じた動機があることを実感したという。
宇田さんが大学で履修している授業は「リーダーシップ論」「ヒューマンキャピタル論」など。大学に
いながらにして企業のCEOや人事視点で、組織や働くということに関してしっかりと考えさせられる
授業である。
この彼自身のインターン経験で思ったこと感じたことを学問へも生かしていくことも、期待されている。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 「0.9ではなく、1.1に。」今日の自分は昨日の自分を越え、明日は今日を越える。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
高校生の時に参加した次世代リーダー養成塾(NPO)での、本城慎之助さん(元楽天副社長、現在
中学校校長)との出会いが宇多さんを変えた。
漠然としてすごした高校生時代。行きたい大学も夢もなかったという彼だが、本城さんの「昨日の
自分より頑張れたら今日は1.1になれるけど、昨日を越えられなければ0.9になってしまう。」という
言葉や、将来へ向けて頑張っている同じ世代の仲間にであえたことで、一気にやる気が高まった
という。
今でもこの時の仲間とは付き合いが続いており、ここ数日のうちにまた飲み会もあるらしい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 「むちゃぶり」は楽しいですよ(笑)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
初めての事務所での電話対応。初めてのメールマガジン記者としての執筆活動。
初めてだらけのカタリバでのインターン体験も、難しいながらも楽しそうだ。
このインターンで達成しようと決めた10の目標のうち、「敬語をマスターする」「パソコンのスキルを
上げる(エクセル・イラストレーター等のソフトの使い方を身につける)」等、数々の目標を日々達成
している。
事務所に入れ替わり立ち代り来るキャストと話すのが刺激的で、いつも感じることは、カタリバは
きちんと仕事をしているのに、「サークルに限りなく近いNPO」だということだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 「お茶漬け」で日本文化を世界へ広げたい。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
将来の夢を聞いてみたところ、「必ずしも米に具を乗っけてお茶(お湯)をかけるだけがお茶漬けじゃ
ないんですよ」と返ってきた。
聞くと、もっと日本文化の詫び寂びを世界へと広げていきたいという夢と、彼の家業である「製菓」
のお茶漬けが絶妙なコンビネーションを見せた結果であるようだ。たとえば、アメリカでのお茶漬け、
アフリカでのお茶漬け、フランスでのお茶漬けの可能性。それぞれ形は違っても、日本文化という
形のない何かをさらに世界へ浸透させていきたいという。
ちなみに、彼は高校3年でこの特異なヴィジョンを論文にし、慶応義塾大学の入試(アドミッション
オフィス入試)を見事突破したのだった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 将来は家を継ぎます。将来は、「同じ目線に立てる」経営者!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
宇田さんいわく、尊敬する本城さんは、社会的に地位があってお金を持っていても、常に相手と同
じ目線に立てる人。
「特に目標はないんです」と口では言いながらも家を継ぐという将来はしっかりと意識した口調で、
自分もそんな人になりたい、と語った。
今はその将来を見据えて、勉強も仕事も遊びもなんでもやり、あえて言うなら「ハッピーのエキスパ
ート」を目指すという。
「だって、自分がハッピーじゃなきゃ、他の人をハッピーになんてさせられるわけないじゃないですか。」
その一言が彼の行動・思想をすべて表しているように感じられた。

■オススメの漫画・書籍
・漫画  「スラムダンク」「ドラゴンボール」
・書籍  「未来を拓く君たちへ」「これから働き方はどう変わるのか」田坂広志著

サークルでは「お笑い担当」もとい「すべり担当」と自分で言うほどなんでも笑いへ持っていこうとす
る彼が、将来の話になると急に真面目モードで話しだしたのが印象的だった。
彼の言葉を借りると、「夢と職業は同じじゃないけど、夢は職業を通して実現していくもの」。
事務所では作業が辛い・難しいとぼやいているこのインターン経験も、確実に彼の将来へとつなが
っているのだろう。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
◆NPOカタリバではNPOでインターンシップ経験をしてみたい方を随時募集しております。(仕事内容や時間などは話し合いの上決めていく形になります。)

お問い合わせは、タイトルに「インターンシップ希望」と記入の上、以下アドレスまで。
⇒ hello@katariba.net--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------